岩手県社協研修会で講演
本日7月17日,岩手県雫石町で開催された,岩手県社会福祉協議会主催の,「平成20年度シニアボランティア研修会」で講演を行ってきました.
演題は最近の講演でほぼ統一している「豪雨災害情報を生かす」です.今回は,講演時間が1.5時間とやや長かったため,スライドの枚数は増やさずに少しじっくりと話をしてみました.
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本日7月17日,岩手県雫石町で開催された,岩手県社会福祉協議会主催の,「平成20年度シニアボランティア研修会」で講演を行ってきました.
演題は最近の講演でほぼ統一している「豪雨災害情報を生かす」です.今回は,講演時間が1.5時間とやや長かったため,スライドの枚数は増やさずに少しじっくりと話をしてみました.
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昨日7月12日,東京秋葉原にて開催された,「第1回ARGカフェ」に出席してきました.災害研究とはだいぶ異質のコミュニティなのですが,ARGというのは,主に図書館関係の立場から,ネット上の研究関係のリソースを紹介しているサイトで,当方のweb,ブログ等もこれまでに何度かご紹介をいただいています.当方から原稿を執筆させていただいた事もありました.
ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/
同サイトが10周年を迎えたのを記念して,同サイトに関わりのある人が参集しての,いわゆる「オフ会」がこの「第1回ARGカフェ」でした.
■[ARGカフェ]第1回ARGカフェへの招待(7/12(土)開催@秋葉原) http://d.hatena.ne.jp/arg/20080629/1214751618
実は,主催者の岡本さんを含めて,全員「初めてお会いする人」でした.「ネット上でしかお会いしたことにない人」と会う機会は珍しくはないのですが,ここまで「完全に知らない人ばかりというのは,20年近く前に初めてパソコン通信のオフに出たとき以来かもしれません.それだけ新鮮,かつ,本当におもしろいひとときでした.おもしろさからいささか調子に乗ってしまったためか,
少々恥ずかしい発言
http://d.hatena.ne.jp/yashimaru/20080713/p3
をしてしまったことを反省しています.
私自身,ネットワークを介した専門分野に関する情報発信は終始し続けてきました.しかし,様々な理由から,ネットワークを介したリアルな人と人との交流には,あえて消極的であり続けておりました.その方向性自体は変えるつもりはないのですが,それでも,なにか少し,考えてみたいな,という気持ちが呼び覚まされたような気がします.
なにはともあれ,このような刺激的なイベントを企画していただいた岡本さんには,心より感謝を申し上げたいと思います.
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本日7月9日,盛岡市内で国土交通省岩手河川国道事務所・岩手県県土整備部の主催による(岩手県)平成20年度災害情報協議会が開催されました.同協議会は,主催者並びに岩手県内市町村の防災担当者,盛岡地方気象台などの参加によって構成されているもので,整備の進む災害情報に関する最新事情についての情報提供,意見交換を目的として年1回開催されているものです.
牛山は,同協議会のアドバイザーとして,2005年度より参加させていただいています.今年度は,「豪雨災害情報を生かす」というタイトルで話題提供をさせていただきました.話題の趣旨は,以下のようなものでした.
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岩手・宮城内陸地震関係の報道について整理していた際に,これまで把握していなかった当方に関する報道をみつけましたので,だいぶ時季外れになっていますが,挙げておきます.
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岩手・宮城内陸地震に関して,当方にもいろいろな取材をいただきました.本日現在で当方が確認している報道を以下に整理しました.当方のコメントが掲載されているものが対象で,委員メンバーとして名前が載っているのみといった記事は省略しています.
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昨日7月4日,
(財)消防科学総合センター
http://www.isad.or.jp/
主催による,「平成20年度防災啓発研修講演会」にて,「豪雨防災情報を生かす」のタイトルで講演を行ってきました.全国地方公共団体の消防防災関係職員の方などが参加された研修会とのことで,いささか釈迦に説法かとも思いながらも,毎度の,
・豪雨防災情報はかなり整備された
・使えない,足りないと嘆くのではなく,最大限に活用しよう
・いい情報を整備しても,それだけでは使ってもらえない
・人的被害の起こり方についていろいろな誤解がある
といった話をさせていただきました.
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岩手県,宮城県などが事務局となって,「平成20年岩手・宮城内陸地震に係る土砂災害対策技術検討委員会」が立ち上げられ,昨日6月28日に一関市内で第1回の委員会が開催されました.牛山は,同委員会に委員として参加させていただきました.
午前中はヘリによる現地視察で,災害後初めて上空から被災地を見ました.報道や各種資料からある程度理解はしていたものの,人里近くと山間部では相当様相が異なり,比較的規模の大きな崩壊が散見されることを実感しました.
午後は会議で,今回は第一回ということもあり,参加者それぞれの問題意識についての意見交換が中心でした.委員会終了後には記者会見が行われ,いくつかのメディアで報道されています.
河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000023-khk-soci
岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080629_3
地震による影響はいろいろな形ででいますが,この委員会では土砂災害に関する今後の対策についての検討を主に行うこととなるようです.私自身は非力ではありますが,何らかの貢献ができればと考えております.
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岩手・宮城内陸地震に関する現地調査写真を追加しました.6/21~22にかけて,砂防学会の調査団員として現地入りした際のものです.主な地点は以下の通り.
2008/6/21 栗原市 二迫川・荒砥沢ダム付近,三迫川・行者滝付近
2008/6/22 栗原市花山 一迫川上流付近
2008/6/22 一関市市野々原,矢櫃付近
平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震に関するメモ
http://disaster-i.net/disaster/20080614/
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岩手・宮城内陸地震発生以来,当方にもマスメディアからの取材が何件かきており,すでに記事や番組として流れたものもあります.
災害という対象に関わっていることから,外向けのコメントは,自分が専門的に責任を持てる範囲内の内容に限定し,かつなるべく誤解を生じないよう慎重に発言しているつもりです.しかし,新聞記事にしろ,テレビにしろ,取材された素材をもとに編集がなされますので,場合によって発言者が意図しない印象を受ける内容になることがあります.私個人としてはある程度やむを得ない面があると思っていますが,場合によると当方の発言により,不快感,不信感を抱かれる場合があるかもしれません.気かつかれた点がございましたら,ご指摘をいただければ幸いです.
6月17日付読売新聞に掲載された当方のコメントは,前後の文脈の影響から,当方の発言意図とはいささか異なる内容になっておりました.以下,関連部分を引用します.
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震災発生時には、災害対策本部の設置と被害状況の早期把握が、被災者の救済に直結する。県の高橋誠・防災消防担当課長は「今年4月に約160ヘクタールを焼いた釜石市の大規模林野火災での広域連携の経験が生かせた」と話す。
しかし、県立大の牛山素行准教授(自然災害科学)は「必要な職員が必要な場所に手当できていたかなどの検証が必要」と話し、今後は課題の洗い出し作業が必要だと指摘する。
地震発生後、県庁の駐車場は、自主参集した職員が乗ってきたマイカーでいっぱいになり、自衛隊などの応援車両の駐車スペースの確保に苦心した。発生から1時間以内に参集できた職員は3割に過ぎなかった。
今回は一見してスムーズにいったが、被害状況の把握が遅れれば、被害が拡大していた可能性もある。
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この記事を読みますと,「県はうまくいっていたといっているが,牛山は,そうは言えないから検証しろといっている.その証拠に,職員がマイカーで来たり参集者が少なかったりという問題があるではないか」という趣旨にも読み取れます.これは,私の意図と全く反します.
今回,岩手県庁での職員参集状況に関しての事実関係を私は把握していません.仮に「自主参集した職員が乗ってきたマイカーでいっぱいになり」とか,「発生から1時間以内に参集できた職員は3割に過ぎなかった」ということが完全に事実だったとしても,それが「けしからんことで,改善すべき大きな問題」だなどとは全く思っていません.
災害時にそういった混乱があることは当たり前のことで,そのことをいちいちあげつらって批判することは建設的だとは思いません.「計画通りに行かなかった」ことは「失敗」「過失」ではありません.「計画通りに行かせるための新たなマニュアル作り」をするなどというのは,さらにおかしなことだと思います.
様々な経験をふまえて,「必要なことは何か,そのためにできそうなことは何か」を練っていくことが重要なのだと思います.それは,行政機関にだけ求められることではありません.我々個人個人にも求められることだと思います.
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岩手・宮城内陸地震に関して,砂防学会でも調査団が結成され,当方もそのメンバーとさせていただきました.
6月21日(土),22日(日)に調査団としての現地調査が行われる予定です.栗原市荒砥沢ダム上流,同市栗駒ダム付近,一関市磐井川などを現地踏査する予定です.
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