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2007年2月 9日 (金)

土砂災害警戒情報

昨日2月8日,「岩手県土砂災害発生避難基準検討委員会」に,委員として出席してきました.会議の内容自体は書きませんが,現在全国で,「各都道府県毎に」すすめられている,土砂災害の危険性を示す指標についての検討を行う,岩手県の委員会です.

今年からは,ほぼ全国の都道府県で,「土砂災害警戒情報」という情報が発表されるようになります.先行して発表している軒がいくつかあり,気象庁webなどから参照できます.

http://www.jma.go.jp/jp/dosha/

このページにも解説がありますが,土砂災害警戒情報は,大雨警報が発表されている最中に,その地域にとって更に激しい雨が記録または予測され,土砂災害発生の危険性が高まった場合に発表される情報です.大雨警報より更に状況が厳しくなった際に発表されると考えてよいでしょう.

発表される地域単位は,「市町村」です.これより細かな区分では発表されません.災害情報に対する「ニーズ」としては,数十世帯くらいの「集落」単位で危険度を示して欲しい,という声が必ず上がりますが,そのような細かな空間単位で「この集落は危険,この集落は安全」という情報を出すことはできません.ただ,リアルタイムに「この集落は危険,この集落は安全」という情報は出せませんが,「この集落のこのあたりは土石流が発生する危険性が高い,このあたりは比較的安全」という情報は,あらかじめ整備しておくことがだきます.ハザードマップとは,まさにそのための情報です.

リアルタイムに発表される情報と,地域の潜在的な危険性を示すハザードマップ等の情報を,それぞれ有効に活用していくことがますます重要になってきます.

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