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2007年7月 9日 (月)

土砂災害警戒情報に関する報道

土砂災害警戒情報に関する当方のコメントが,本日7月9日18時10分からの,NHK盛岡放送局「おばんですいわて」の中で取り上げられました.

テレビですので,番組中でのコメントは短くなっていましたが,この情報について私が挙げておきたい留意点は次のとおりです.

  • 土砂災害警戒情報は「大雨警報」を補強する情報です
  • 「地域ごとの雨の降り方の違い」は考慮されています
  • 発表されるのは市町村単位です
  • 市町村内のどのあたりが要警戒かは,「補足情報」で見当をつけますが,メッシュ一つ一つを細かく見て,「このメッシュは危険,このメッシュは安全」などのような見方をすることは適切ではありません.
  • 細かな危険箇所の特定には,土砂災害警戒情報(動的な情報)と,既存の土砂災害特別警戒区域(静的な情報)などの情報を生かしましょう.
  • 土砂災害特別警戒区域,急傾斜崩壊危険箇所,土石流危険渓流などの指定は,地形特性を元に行われています.「これまで土砂災害がなかった」と思われている地域でも,地形的に土砂災害の危険性がある場所はこれらの危険区域に指定されています.過去の経験,伝承「だけ」に頼らず,注意しましょう.
  • 人が死ぬような現象だけを予測しているわけではありません.道路が片側交互通行となるような崩壊が発生すれば,十分「当たり」となります
  • 地すべりのような,長時間にわたって活動する土砂移動現象を警告するものではありません

関連資料を下記にも掲示しています(再掲).
http://disaster-i.la.coocan.jp/notes/20070220.pdf

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