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2008年6月16日 (月)

栗原市内を見ての雑感

本日は,若柳金成インターで降り,栗駒総合支所付近→荒砥沢ダム→栗駒ダム→一関インターという経路で現地を見てきました.行政区で言うと,ほとんどが栗原市内です.

栗原市でも,一関市や奥州市同様に外観上明確にわかる家屋の被害は見あたりませんでした.ブロック塀の倒壊,自販機の倒壊などの痕跡もありません.墓石の転倒は,注意深く見ていたら見つかりました.

磐井川流域では,既存斜面の拡大崩壊が目につきましたが,栗原市内では新規崩壊もよく見かけました.いずれも,崩壊の深さは1,2m程度くらいかと思われる,表層崩壊でした.

荒砥沢ダム上流側の地すべりは,その末端部付近を見ることができました.報道映像で見るとおり,形態的にはまさに地すべりです.移動土量は6000万m^3という話を移動中のラジオで聞きましたが,地上からだと末端部しか見えないためか,それほどの規模なのかはよくわかりませんでした.ただ,大きいことは確かで,写真を撮影した場所から見えている地すべり土塊のごく一部だけでも,高さ約80m,長さ約230mという規模です.

主な居住地域内では,至る所に崩壊が見られるというような状況とは思えない,という印象は栗原市内でも変わりません.荒砥沢ダムのすぐ下流側にも集落がありますが,視界内に斜面崩壊は1,2ありますが,道路や水田の亀裂といったものもなく,日常的な光景が見られています.無論,建物の中のことはわかりませんが.

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ひとまず私は何の貢献もできていないのだが、自然災害の研究をされている同僚の牛山素行さんが現地から情報発信をしているので紹介します。他にも個人的な繋がりでブログを読んでくださっている防災関係者のみなさん、ブログなどを御紹介いただければさいわいです。 豪雨災... [続きを読む]

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