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2008年7月31日 (木)

出演は中止

今朝ほどの本稿記事でご紹介しました,明日8月1日のNHKへの出演は,内閣改造に伴う番組変更のため,中止となりました.

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本日,都賀川を現地踏査

本日7月31日午後,神戸市灘区の都賀川の災害現場を現地踏査します.

また,明日8月1日16:50からのNHKテレビ「ゆうどきネットワーク」に生出演することが決まりました.話題は都賀川の災害をふまえた,親水公園での防災に関しての内容です.肝心の近畿地方では流れないようなのですが,他の地方はほぼ全国的に放映されるようです.

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2008年7月30日 (水)

NHKジャーナルに出演

昨日7月29日22時からの,NHKラジオ第一放送「NHKジャーナル」に,電話インタビューという形で出演しました.内容は,7月28日の神戸市での豪雨災害に関係して,親水公園の防災上の課題などについてのものでした.要点を挙げると以下のようになります.

  • 都賀川のような自然条件,社会条件を持つ川は全く珍しいものではなく,我々の身近にいくらでもある.
  • 親水公園はあくまでも「川の中の公園」であり,川の中には大雨が降れば当然水が流れることを留意しなければならない.
  • 流れのある水は,水深50cmでも流されてしまうくらい,怖い.
  • 看板で危険を知らせることは重要だが,単なる警告表示にとどまらず,学習資料となるようなことが望まれる.
  • 警報装置は有効だと思われるが,どこにでもつけられるわけではない.多くの人が利用する所など,重要度を判断してつけていくしかない.

放送を後で聞いて思ったのですが,警報装置について少し期待を持たせすぎの発言をしてしまったような気もしました.今回のような事例の場合,公園の近くに簡易な水位警報装置があったとしても,その情報が警告情報として間に合ったかどうか,いささか疑問に感じます.

あるいは,スピーカーを整備して,大雨警報などが出たときに知らせる,という手も考えられますが,都市部だと「うるさい」という声が必ず出てくるでしょうし,警報はたびたび出ますから,なれてしまったり,意味がわからないなど,災害情報に関してよくある問題が生じることが容易に想像されます.

ただ,今回の被害は,私が従来から指摘している「外に出かけている人は皆災害時要援護者である」という問題が痛ましい形で現れてしまった例だとも言えます.有効な対策は難しそうですが,問題の整理,提言はしていく必要がありそうです.

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NHKなどで報道されました

7月24日の岩手県沿岸北部の地震に関する現地調査の途中で,NHKによる取材を受けましたが,その模様が放送されたようです.具体的な映像は確認していませんが,NHKニュースの記事データベースに,「岩手県北部地震 地元の災害専門家 洋野町の被害状況を調査」という記事が7月24日付で確認できます.

また,この地震に関し,岩手日報にもコメントが掲載されました.あいにくweb記事には載っていませんが,7月28日付の「★震度6強再び 岩手北部地震★(上) 恐怖 「すぐ戸外に逃げた」 慌てる要素 排除が肝心」という記事の中で,以下のように紹介されています.

災害時に慌てないため、どう心構えをすべきか。県立大総合政策学部の牛山素行准教授(災害情報学)は「寝室に大きな家具を置かないなど不安要素を取り除くことは普段からできる」と語る。

<中略>

 その要因には、揺れの周期が短く、家屋崩壊に強く影響する周期一―二秒の揺れがほとんどなかったことが指摘されている。牛山准教授は「地震にはいろいろなパターンがある。震度6強でもこんなものかと考えるのは危険だ」と注意を促す。

また,非常に細かいですが,「エコノミスト」7月8日号(Vol.86, No.38)の「言言語語」欄(各新聞のエッセンスを紹介する欄)に以下のような紹介が見られました.

「居住地域での人的被害があまりなく、山間部で仕事をしていた人や観光客などが遭難している珍しい地震だ」
(岩手・宮城内陸地震を牛山素行・岩手県立大准教授が。6月16日付『産経新聞』)

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2008年7月29日 (火)

7/28豪雨・親水公園の防災対策

2008年7月28日の停滞前線による豪雨災害に関するメモ
http://disaster-i.net/disaster/20080728/

より.

 いうまでもないが,親水公園は河道内にある.河道内とは「堤外地」であり,基本的には防災対策の対象外のエリアである.したがって,大前提としては,親水公園は,遊園地などの一般的な意味での「公園」とは少し異なり,少なくとも居住エリアに比べれば,災害リスクの高い場所であるということを,我々利用者は心に留めておく必要があろう.今回の痛ましい犠牲者の存在は,我々にそのことをあらためて警告してくれたように感じられる.

 しかし,だからといって,親水公園は危険な場所だから近づかないようにする,というのも少し話が違うように思われる.一つの方策としては,「親水公園は川の中である」,「川の中であるから,時には危険なこともある」という情報を,看板などいろいろな形で提示するというやり方が考えられる.情報提示といっても,単に危険であることを告げるだけではなく,普段の様子と出水時の様子を写真で並べて掲示するなど,「自然についての学習」といった色彩を持たせることが効果的ではなかろうか.

 何らかの警報システムの導入,という声も出てきそうである.水位が上昇していることを警告するだけが目的であれば,通常の水位計より簡易な機材が利用できるので,可能性はある.しかし,対象となる場所の多さや,日常的なメンテナンスを考えると,あまり現実的とは思えない.

 利用者側の手間をいとわない,という前提であれば,「川の防災情報」(携帯版)に代表されるwebや携帯電話で公開されている河川水位情報やレーダー雨量情報を利用するという方法もある.筆者の調査では,河川の水位が詳細に公開されていることは,ほとんど周知されていない.

牛山素行・吉田亜里紗・國分和香那,2008:豪雨防災情報に対するインターネット利用者の認識,水工学論文集(CD-ROM),No.52,pp.445-450.
http://disaster-i.net/notes/20080305_0075.pdf

 川で遊んでいて,少し雲行きが怪しくなったら河川情報を見る,というのは,必ずしも現実的な光景とは思えないが,一つの理想的な方向としてはあり得るのではなかろうか.

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7/28豪雨・人的被害の特徴

2008年7月28日の停滞前線による豪雨災害に関するメモ
http://disaster-i.net/disaster/20080728/

より.

 今回の災害では,神戸市灘区水道筋1丁目の都賀川で,急激な水位上昇により親水公園にいた児童ら3名が流されうち2名が死亡した.都賀川の別の場所でも,保育園帰りの29歳女性と,5歳の園児が流されて死亡している.7月29日現在では状況不明だが,他にも行方不明者が1名いるとの報道もある. 都賀川では,10分間に1.3mの水位上昇が観測されていたとのことで,急激な水位上昇により逃げ切れなかったことが直接的な原因のようである.

 親水公園は基本的に河道内にある.このような,河道内に滞在していた者が,増水によって流されて死亡するといった実例は,かなり少ない.筆者が整理している,2004年以降の豪雨災害による245名の犠牲者に関するデータによると,2004年8月の台風16号災害時に,兵庫県姫路市の市川で,河川敷内に駐車中だった車内で溺死したと思われる35歳男性の例くらいしか見あたらない.ただし,他に,河川敷内で日常生活を送っていたと思われる犠牲者が合わせて3 名見られる.今回のように,河道内でレジャー中の死亡というケースは1例も見あたらなかった.

 今回のような遭難形態は比較的珍しいが,全く存在しないわけではない.比較的規模の大きな事例としては,1999年8月14~15日の豪雨により,神奈川県山北町玄倉川で13名が流されて死亡,津久井町の道志川で2名が死亡または不明,という事例がある.また,2000年8月6日,群馬県水上町の湯桧曽川で,沢沿いに歩いていた5名程度が流され,1名が死亡したというケースもある.

2000/8/6の谷川岳における"鉄砲水"による災害について
http://disaster-i.net/disaster/20000806/

ただ,これらはいずれも山間部のできごとであり,都市の中での遭難という例は少ないように思われる.

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2008年7月28日の停滞前線による豪雨災害に関するメモ

2008年7月28日の停滞前線による豪雨災害に関するメモ
http://disaster-i.net/disaster/20080728/

を公開しました.

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2008年7月28日 (月)

住民地震セミナー

昨日7月27日,一関市で開催された地震学会主催によるセミナーに参加してきました.概要は以下の通り.

(社)日本地震学会 平成20年岩手・宮城内陸地震
住民地震セミナー
この地震で「分かっていたこと」「分かったこと」「分からないこと」

プログラム
第一部 分かっていたこと、分かったこと、分かっていないこと
説明者
武村 雅之 鹿島建設小堀研究室プリンシパルリサーチャー(東北大出身)
佐藤 比呂志 東京大学地震研究所地震予知研究推進センター教授(東北大出身)
松澤 暢 東北大学大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター教授

第2部 地震についての疑問・質問コーナー
答える人
佐藤、松澤、武村
島崎 邦彦 東京大学地震研究所教授(日本地震学会前会長、地震調査委員会長期評価部会長)
平原 和朗 京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻教授
西村 太志 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻准教授ほか、地震学会関係者

地震研究者が,広く一般を対象に,今回の地震についての説明を行い,質問に答えるという企画です.26日には全く同じ内容で栗原市でも行われたのですが,私は一関のみに参加しました.

この種の企画は非常に珍しいもので,内容そのものよりも,企画全体がどのように進むかの方に実は興味をひかれていました.「質問コーナー」では,あらかじめ募集されていた質問にまずコメントした後で,会場からの質問を受ける形で行われました.質問コーナー全体で1時間ほど,会場からの質疑は30分ほどでした.

当日の会場からも活発な質問があり,それに対して「答える人」たちが丁寧に対応されていました.よくわからないことは言葉を濁すのではなく,「よくわからない」と明言することが重要だということをあらためて感じました.

たいへんおもしろい企画だったと思います.「べき論」だけでいえば,このような企画は「積極的に行うべき」ということになるでしょう.ただ,地震専門家が地震について語るという,自然科学的要素の大きい内容だったから比較的スムースにいったようにも思います.あらゆる災害に関する話題について同様な企画を行うとすれば,そこには様々な問題がありそうです.

けっしてこのような企画を否定しているわけではありません.ただ,私に関わりが深い分野でこのような企画を行うことは短期的には難しいと思われます.このような企画を行うためにはどのような準備,工夫が必要かを考えていくことが,私にとっては第一歩のように思います.

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2008年7月25日 (金)

24日の記事に関する補足

7月24日0時45分付けの本欄記事に少し言葉遣いがおかしかった点があったとのご指摘をいただきましたので,訂正・補足します.

>さきほど0時26分頃,青森県,岩手県などで強い地震が発生しました.

と書きましたが,これは,

>さきほど0時26分頃,青森県,岩手県などで強い地震がありました.

と書くべきでした.元表現ですと別々の震源を持つ地震があちこちで発生したような感じになりそうです.

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岩手県沿岸北部の地震・現地調査速報

7月24日,岩手県内陸北部の地震に見舞われた地域を現地踏査してきました.結果から申しますと,今回踏査した範囲で見る限りでは,外観上明らかな地震による被害はほとんど確認することができませんでした.

ご紹介しうる材料(写真等)があまりに少ないことから,今回の地震に関しては,従来の災害調査で行っていたような現地調査写真集の公開は見合わせることといたします.

現地踏査ルートは,八戸市街→洋野町種市付近→久慈市久慈港付近→田野畑村羅賀・島越付近→岩泉町猿沢付近の順で,おおむね国道45号線とその周辺を車で移動しつつ踏査しました.結果概要を挙げます.

  • 外観上明らかに倒壊した建物は全く発見できませんでした.
  • この経路上では,道路の明らかな亀裂を確認できたのは,岩泉町付近で数カ所程度のみでした.
  • ブロック塀の転倒や,自販機の転倒は全く発見できませんでした.ブロック塀の一部が破損している箇所が数カ所程度見られました.
  • レキ径数十cm程度の落石や,移動土塊が数立方メートル程度の斜面崩壊は散見されましたが,道路をある程度ふさぐ程度の規模の斜面崩壊が見られたのは,岩泉町猿沢地区の1カ所のみでした.ただし,この経路付近では24日15時現在で,主要地方道岩泉平井賀普代線・田野畑村切牛付近,県道安家玉川線・岩泉町安家~野田村下安家,主要地方道岩泉平井賀普代線・田野畑村北山の3カ所が落石等により全面通行止めになっていました.
  • 道路以外の地点に到達した斜面崩壊も,少なくとも車窓からは確認できませんでした.

P1010446_3 比較的明瞭だった,岩泉町猿沢地区の斜面崩壊の写真を挙げておきます.落石だけのようにも見えますが,上方に崩壊があり,その下の木が崩壊によって傾いているのが見えます.崩壊の高さは約110mで,石のある地点付近から崩壊源頭部をみても45度程度あるくらいの急な崖です.

位置図は下記です.
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=39/49/54.735&el=141/51/27.411&scl=250000&bid=Mlink&coco=39/49/54.735,141/51/27.411&icon=home,,,,,

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2008年7月24日 (木)

緊急地震速報の覚知に関する補足

先の投稿で,

>緊急地震速報は,ラジオの緊急警報放送(自動的にスイッチが入る放送)で聞
>きました.緊急警報放送がなり始めたときには,もうかなり強い揺れになってい
>た気がします.

と書きましたが,状況認識に誤りがあったので,訂正・補足します.

よく考えたら,今回の岩手県沿岸北部の地震では緊急警報放送(EWS)は発信されていないはずです.この点,私の勘違いでした.

当方の自宅には,大学産業(株)製の「緊急警報放送受信機能付地震警報機デアス」というものがあります(現在は販売されていない模様です).この機械の機能の一つとして,「強い揺れを感じたら(緊急警報放送とは無関係に)自動的にラジオのスイッチをONにする」という機能があります.今回の地震発生時,この機能が作動し,ラジオのスイッチが自動的にONになったものと思われます.当方では,NHK第一が入るように設定されていました.その後,緊急地震速報が発表されたので,NHK第一でこの旨が伝えられ,それを私が聞いた,という状況だったかと思われます.

ちなみに当方では携帯電話でも緊急地震速報を受信する設定にしていますが,地震発生時は携帯電話を別の場所に置いていたため,携帯電話による緊急地震速報の覚知はできませんでした.受信記録を見ると,受信はされていたようです.

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洋野町役場

洋野町役場
役場庁舎内のガラスが割れています。

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これより現地調査

本日未明の岩手県沿岸北部での地震から一夜明け,いろいろと情報が出てきましたが,今のところ大規模な人的被害,家屋被害に関する情報は出ていないように思われます.

岩手・宮城内陸地震,新潟県中越沖地震,能登半島地震,福岡県西方沖地震,新潟県中越地震など,ここのところのある程度大きな地震はいずれも昼間もしくは多くの人が活動している時間帯に起きていましたが,今回は人の活動があまりない時間帯の地震でした.当たり前のことですが,地震の発生と時間は関係ありません.しかし,発生時間帯によって人間社会の側は大きな影響を受けます.特定災害事例の刷り込みに抵抗感を覚えるのは,災害のこういった特性が忘れられがちになるからです.

本日は,これより沿岸部方面を現地踏査してきます.

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北東北で強い地震

さきほど0時26分頃,青森県,岩手県などで強い地震が発生しました.岩手県内陸北部の深いところが震源だったようです.

地震の時,ちょうど寝始めたところでした.盛岡市内にある自宅では,おおむね1分以上強い揺れを感じました.家具が動くほどではありませんでしたが,上に置いてあった空箱とか,ラジカセとか,室内の軽いものがだいぶ落ちました.ネット接続できていることからわかるように,停電はしていません.

緊急地震速報は,ラジオの緊急警報放送(自動的にスイッチが入る放送)で聞きました.緊急警報放送がなり始めたときには,もうかなり強い揺れになっていた気がします.

とりあえず,情報収集中です.

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2008年7月17日 (木)

岩手県社協研修会で講演

本日7月17日,岩手県雫石町で開催された,岩手県社会福祉協議会主催の,「平成20年度シニアボランティア研修会」で講演を行ってきました.

演題は最近の講演でほぼ統一している「豪雨災害情報を生かす」です.今回は,講演時間が1.5時間とやや長かったため,スライドの枚数は増やさずに少しじっくりと話をしてみました.

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2008年7月13日 (日)

ARGカフェに出席

昨日7月12日,東京秋葉原にて開催された,「第1回ARGカフェ」に出席してきました.災害研究とはだいぶ異質のコミュニティなのですが,ARGというのは,主に図書館関係の立場から,ネット上の研究関係のリソースを紹介しているサイトで,当方のweb,ブログ等もこれまでに何度かご紹介をいただいています.当方から原稿を執筆させていただいた事もありました.

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/

同サイトが10周年を迎えたのを記念して,同サイトに関わりのある人が参集しての,いわゆる「オフ会」がこの「第1回ARGカフェ」でした.

■[ARGカフェ]第1回ARGカフェへの招待(7/12(土)開催@秋葉原) http://d.hatena.ne.jp/arg/20080629/1214751618

実は,主催者の岡本さんを含めて,全員「初めてお会いする人」でした.「ネット上でしかお会いしたことにない人」と会う機会は珍しくはないのですが,ここまで「完全に知らない人ばかりというのは,20年近く前に初めてパソコン通信のオフに出たとき以来かもしれません.それだけ新鮮,かつ,本当におもしろいひとときでした.おもしろさからいささか調子に乗ってしまったためか,

少々恥ずかしい発言
http://d.hatena.ne.jp/yashimaru/20080713/p3

をしてしまったことを反省しています.

私自身,ネットワークを介した専門分野に関する情報発信は終始し続けてきました.しかし,様々な理由から,ネットワークを介したリアルな人と人との交流には,あえて消極的であり続けておりました.その方向性自体は変えるつもりはないのですが,それでも,なにか少し,考えてみたいな,という気持ちが呼び覚まされたような気がします.

なにはともあれ,このような刺激的なイベントを企画していただいた岡本さんには,心より感謝を申し上げたいと思います.

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2008年7月 9日 (水)

災害情報協議会

本日7月9日,盛岡市内で国土交通省岩手河川国道事務所・岩手県県土整備部の主催による(岩手県)平成20年度災害情報協議会が開催されました.同協議会は,主催者並びに岩手県内市町村の防災担当者,盛岡地方気象台などの参加によって構成されているもので,整備の進む災害情報に関する最新事情についての情報提供,意見交換を目的として年1回開催されているものです.

牛山は,同協議会のアドバイザーとして,2005年度より参加させていただいています.今年度は,「豪雨災害情報を生かす」というタイトルで話題提供をさせていただきました.話題の趣旨は,以下のようなものでした.

  • 災害情報は,「何も考えずに正しい行動を導いてくれるもの」ではありません.
  • 情報の使い手が,情報を読み,使うことによって効果を発揮します.
  • 「いつ,どこで災害が起こる」(誘因)の予測は難しいが
  • 「ここではこんな災害が起こりうる」(素因)はある程度わかるようになっている
  • 自分だけでやらなければならないわけではありません.日頃から,どんな情報が存在し,どのように使えるのかを,関係者とよく話し合っておきましょう.

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2008年7月 6日 (日)

地震関係以外の当方に関する報道

岩手・宮城内陸地震関係の報道について整理していた際に,これまで把握していなかった当方に関する報道をみつけましたので,だいぶ時季外れになっていますが,挙げておきます.

  • 水害対策 かなめは住民連携 奥州・水沢羽田地区 自主防災会が研修,岩手日報,2008年3月19日
  • 官民協働で安全性向上 気仙川の防災考えるWグループ 総合的な治水対策提言,岩手日報,2008年3月20日
  • 取材ノートから 社会報道部・松尾浩道 利用頻度低い水位・雨量情報,京都新聞,2008年4月29日

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最近の当方に関する報道

岩手・宮城内陸地震に関して,当方にもいろいろな取材をいただきました.本日現在で当方が確認している報道を以下に整理しました.当方のコメントが掲載されているものが対象で,委員メンバーとして名前が載っているのみといった記事は省略しています.

  • 岩手・宮城内陸地震 住宅被害少ない理由は 弱かったキラーパルス,産経新聞,2008年6月16日
  • [震度6強](中)検証・初動対応 減災へ、尽きない課題(連載)=岩手,読売新聞,2008年6月17日
  • 土砂災害現場を視察 砂防学会緊急調査団 岩手・宮城内陸地震,岩手日報,2008年6月23日
  • ★備えは万全か 岩手・宮城内陸地震★(1) 情報伝達 通信手段確保で明暗,岩手日報,2008年7月3日
  • (岩手・宮城内陸地震による土砂ダムに関するコメント),テレビ岩手「プラス1いわて」,2008年6月18日
  • (岩手・宮城内陸地震による人的被害に関するコメント),テレビ岩手「プラス1いわて」,2008年6月19日

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2008年7月 5日 (土)

消防科学総合センター主催の講演会

昨日7月4日,

(財)消防科学総合センター
http://www.isad.or.jp/

主催による,「平成20年度防災啓発研修講演会」にて,「豪雨防災情報を生かす」のタイトルで講演を行ってきました.全国地方公共団体の消防防災関係職員の方などが参加された研修会とのことで,いささか釈迦に説法かとも思いながらも,毎度の,

・豪雨防災情報はかなり整備された
・使えない,足りないと嘆くのではなく,最大限に活用しよう
・いい情報を整備しても,それだけでは使ってもらえない
・人的被害の起こり方についていろいろな誤解がある

といった話をさせていただきました.

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