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2009年8月13日 (木)

毎日新聞で報道されました

8月11日付毎日新聞(大阪朝刊)に,兵庫での豪雨災害に関する当方のコメントが報道されました.以下に引用します.

「過去5年間の水害では、犠牲者の3分の1が水に流されて亡くなり、うち8割が避難などで自宅の外にいて命を落としている」は,ちょっとまわりくどい言い方だったかなと思いますが,おおむねこのようなコメントをしました.

豪雨災害による犠牲者のうち,3割程度(2004-2008年の調査では262名中72名)は洪水そのものでなくなっています.そのうち,約8割(同72名中55名)が屋外を車や徒歩で移動中に遭難しています.「避難などで」という言い方は間違いではないのですが,避難中になくなった人が多いということではありません.避難目的で移動中に遭難している人は,やや不確実なところがありますが,十数名で,多くは避難ではなく普通の移動中に遭難しています.

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台風9号:西日本豪雨 避難途中に犠牲 不明18人、死者13人に

 台風9号による大雨の被害は10日午後、兵庫県佐用町で新たに1人の遺体が発見され、亡くなったのは同町で11人▽同県朝来市1人▽岡山県美作市1人の計13人になった。連絡が取れない行方不明者は、佐用町15人▽兵庫県豊岡市1人▽徳島県吉野川市と徳島市で各1人の計18人。兵庫県警は10日午後7時に行方不明者の捜索を打ち切り、11日朝から400人体制で再開する。

<中略>

 ◇夜の移動危険増大 ひざ下の水でも足取られ

 夜間の避難については「水の状況が分からず危険が増す」との指摘もある。暗い中で冠水などに気づかない可能性があるからだ。

 静岡大防災総合センターの牛山素行准教授(災害情報学)によると、ひざ下あたりの高さの水が秒速1メートルで流れた場合、年齢を問わずほとんどの人が足をとられ、自動車でも浮かび上がる状態になるという。

 牛山准教授は「過去5年間の水害では、犠牲者の3分の1が水に流されて亡くなり、うち8割が避難などで自宅の外にいて命を落としている」と指摘する。

 「家の周辺が浸水しているなら、無理して避難するより、自宅の2階に逃げるほうがいい場合もある。日ごろから自宅周辺の地形などを知り、いざというときにどう避難するかを考えておく必要がある。避難するかどうかの見極めも大切だ」と話している。

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