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2009年10月 1日 (木)

産経新聞で報道されました

9月23日付産経新聞(全国社会面)に当方の調査結果の一部が紹介されています.以下に引用します.

災害対策,ことに個人レベルの対策やソフト対策は,その「効果」を示すことが極めて困難です.それらが重要ではないということはありませんが,イメージに流されるのではなく,冷静な見方が必要だと思います.

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東海地震「過信は禁物」

 東海地震が「あす起きてもおかしくない」と指摘されて30年以上が経過した静岡県。8月11日の駿河湾地震の被害は死者1人、重軽傷者311人などにとどまり、「備えが進んでいたため被害が少なかった」との指摘もある。ただ、地震の規模がマグニチュード(M)6・5とそれほど大きくなかったことや、発生時間が早朝だったことが幸いした面もあり、関係者は「過信は禁物」と警鐘を鳴らしている。

 「今回の地震は主な揺れの周期が短く、屋根瓦に特徴的な被害が出たのではないか」。19日に静岡県地震防災センター(静岡市葵区)で開かれた緊急報告会で、静岡大防災総合センターの小山真人教授は、今回の地震では周期が1~2秒で住宅に大きな被害をもたらす「キラーパルス」と呼ばれる揺れが弱かったため、住宅本体の損壊が少ない一方で、屋根瓦に被害が集中した可能性が高いことを報告した。

 また県危機情報室の岩田孝仁室長は、「東海地震で想定される震度6強~7の揺れは先月の地震とはレベルが違う。住宅の耐震化も重要で、改めて東海地震に真剣に立ち向かう対策をお願いしたい」と訴えた。

 静岡大の牛山素行准教授はインターネット調査の結果をもとに「静岡県民の“備え”の実施率は、他地域に比べて飛び抜けて高いというわけではない」との分析を示した。今回実施される林能成准教授らによる学術的な調査によって、静岡県民の備えの実態と有効性が明らかになり、今後へ向けた指針となることが期待されている。

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