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2010年3月 9日 (火)

朝日新聞で報道されました

3月9日付朝日新聞全国1面記事で,当方のコメントが掲載されました.ちょっと長いので,私と片田先生のコメント部分を抜粋します.いささか偉そうな言葉使いに変換されていますが,大意は伝わっているでしょうか.

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津波の避難率、3.8%どまり 国内の指示・勧告域の住民 チリ地震、消防庁まとめ

 南米チリの大地震による津波で避難指示や勧告が出た地域の住民のうち、避難所などで実際に避難が確認された人の割合はピーク時でも3・8%にとどまることが、総務省消防庁のまとめでわかった。把握しきれない避難者もいるとみられるが、06~07年に津波警報が出た際よりも大幅に低く、専門家は「第1波が予測より小さかったという情報が、避難しなくてもいいという予断につながったとしたら危険だ」と警告している。(大久保泰)

<中略>

 片田敏孝・群馬大教授は、避難住民が少なかった点について「ニュース番組などで到達時間や第1波の高さを知り、自分の所は大丈夫と都合のいいように判断してしまう弊害が出た。警報の範囲が広く、津波が遅れて到達する地域で顕著だった」と指摘する。
 また、静岡大学の牛山素行准教授によると「岩手県沿岸部の住民は、明治の三陸地震で津波が標高30メートルもの高さまで駆け上がったことを教えられ、ついその高さと比べてしまい安心する傾向がある」と話す。スマトラ沖大地震の後、この地域の住民を対象に意識調査をした結果、「何メートルの津波で避難するか」という質問に過半数の人が5メートル以上と答えたという。
 牛山准教授は「住民の津波に関する知識は地震や台風に比べて乏しく、正しい知識を普及させる必要がある」と訴える。

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