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2010年7月27日 (火)

2010年梅雨期の被害の特徴

今梅雨期の災害を,発生箇所・発生日別に主な被害事例を挙げると以下のようになる.

  • 7/3未明の鹿児島県付近での土砂災害.死者2名,全壊3棟,床上浸水1棟
  • 7/14日中の広島県瀬戸内海側での洪水・土砂災害.死者4名(それぞれ異なる4市町),全壊3棟,半壊4棟,床上浸水184棟
  • 7/15朝の山口県山陽小野田市などでの洪水災害.死者なし,全壊2棟,半壊24棟,床上浸水560棟
  • 7/15夜の岐阜県可児市,八百津町付近での洪水・土砂災害.死者不明者6名,全壊3棟,半壊なし,床上浸水120棟
  • 7/16未明の島根県松江市でのがけ崩れ災害.死者2名.半壊1棟,床上浸水なし.発生前18時間降水なし.
  • 7/16夕方の広島県庄原市での土砂災害.死者1名,全壊14棟,半壊3棟.

 これらの事例はいずれも時空間的に独立した事象である.いずれの事例も,被災範囲はごく局所的で,被害の規模(量)もそれほど多いものではない.たとえば,死者不明者が最も多かったのは7/15夜の岐阜県での6名だが,1事例・1府県での死者不明者が6名以上の豪雨災害事例は,気象庁資料を元に集計すると,1999~2008年の10年間に19事例(2002,2007年を除く毎年)発生している.床上浸水が最も多かったのは7/15朝の山口県での 560棟だが,同様に27事例(2007年を除く毎年)が発生している.

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