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2011年3月18日 (金)

浸水範囲について・読売新聞にコメント掲載

3月18日付け読売新聞

津波で400平方kmが浸水…過去最大級 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://bit.ly/edVAfL
に当方のコメントが掲載されています.

津波による浸水範囲の面積(概略値)について|国土地理院
http://bit.ly/eChJpw
 国土地理院の発表資料はこちら.浸水範囲図が概況のみでかつ一部のみというのが残念.

この記事の私のコメントですが,ちょっと数字は曖昧なことを言ってしまっています.国土地理院の資料を元に仙台市付近での津波遡上範囲をあらためて測ってみましたが,海岸線からの直線距離で最も長そうなのは,若林区霞目付近で6.0kmほどでした.川沿いの遡上距離ならば,名取川はJR橋梁付近まで達しているので8.9kmほど.

浸水面積が大きい上位は,石巻市40km2,東松島町36,亘理町35.仙台市は3区合計ならば52km2.面積率にすると仙台市若林区60.4%,亘理町47.9,岩沼市47.5.岩手県内では宮古市9km2,陸前高田市9km2.

面積的には宮城,福島の各市町村が岩手よりも相対的に大きい.しかし,特に人的被害は浸水面積と必ずしもリンクせず,石巻よりき北の三陸海岸の市町村で大きくなるように感じている.

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津波で400平方kmが浸水…過去最大級

読売新聞 3月18日(金)

 東日本巨大地震で、津波により浸水した面積は延べ約400平方キロ・メートルにのぼることが国土地理院の分析で分かった。

 浸水面積は、山手線内側の面積の約6・4倍で、過去の津波被害でも最大級とみられる。地震発生翌日の12~13日に、青森県八戸市から福島県南相馬市にかけて撮影された航空写真をもとに解析した。川沿いの地域では、海岸から十数キロの地点でも浸水していた。

 静岡大学の牛山素行准教授(災害情報学)は「宮城県沖地震の想定では、浸水域は海岸線から1キロ・メートル前後と想定されていたが、今回は仙台市でも10キロ・メートル前後まで入り込んでいる。平野部でも津波が高かったことで、浸水域がはるかに広がった」と話している。

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