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2011年3月13日 (日)

東北関東大震災の犠牲者数について

日本の近代以降最大の自然災害による人的被害を生じたのは,1923年関東大震災で,最近の理科年表では死者行方不明者10万5千人.少し古い資料だと「死99331人,行方不明43476人」となっていますがダブルカウントがあったようで,今は10万5千人程度となっています.

関東大震災に次ぐ犠牲者を生じたのが,1896/6/15の明治三陸地震津波で,理科年表では死者行方不明者2万1959人.これ以外に,近代以降の日本で1万人以上の人的被害を生じた事例はありません.

気象災害については近代以降最大の犠牲者を生じたのが1959年伊勢湾台風.理科年表によれば死者行方不明者5098名.気象災害の犠牲者は,伊勢湾台風以降明瞭な減少傾向を見せていて,近年は1年に100名が亡くなることはほとんどありません.

もし今伝えられている行方不明者が死者に変わるとすれば,明治三陸津波(ハード施設一切無しで津波予報も全く無し)の犠牲者を超えてしまう可能性があります.

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