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2011年12月 5日 (月)

袋井市避難訓練と「命山」

昨日12月4日は静岡県の地域防災の日でした.津波対策でお世話になっている,袋井市の防災訓練に行ってきました.

平成23年度袋井市地域防災訓練のお知らせ http://goo.gl/zwVV6

袋井市内各地で各種訓練が行われましたが,まずは市南部にある浅羽南小学校を見せていただきました.浅羽南小学校に避難する人達 http://photozou.jp/photo/show/782121/11167

袋井市の訓練は今年4回目。今回は大人数の人員か確認が主目的とのことです.地区ごとにそれぞれやりやすい方法で確認が行われていました. http://photozou.jp/photo/show/782121/111676249

浅羽南小学校で外階段を使った3階への避難の訓練をする人々.この小学校では,屋上へ上がれる外階段を,今年度中に整備するそうで,この「訓練」は完成後ををイメージしてのものです. http://t.co/djnqIDCg

浅羽南小学校の後,市役所浅羽支所の災害対策本部現地支所,原野谷川スポーツ公園でおこなわれた合同訓練,市役所の災害対策本部をそれぞれ見せていただきました.

私は「防災訓練」や「災害対策本部の運営」といったテーマについては専門的知見を持たないので,素人的な感想ですが,目的に応じた「訓練」,あるいは「訓練」を通じての問題点確認が重要だなと思いました.訓練すれば被害が減る,などという単純楽天的なものではないでしょう.

防災訓練を見学した後,袋井市浅羽地区にある「命山」をみてきました.これは,大野地区にある大野命山。高潮からの避難場所として江戸時代に作られた人工の山です. http://photozou.jp/photo/show/782121/111698404

他の写真と位置図を整理しました. http://goo.gl/QOs7u

「命山」についての簡単な解説→ http://goo.gl/NBqey 津波を念頭に置いたものではなく,高潮に備えた構造物です.「命山」は津波対策の構造物ではありませんが,この存在がヒントとなって,現在袋井市では津波対策のための人工的な高台の構築が具体化しつつあります.「避難タワー」に比べ,費用がかからない,多くの人を収容しやすい,講演などとして日常利用ができるなどのメリットもあり,注目されます.

中日新聞:袋井市が「命山」とタワー整備 12年度中に沿岸部の津波対策:静岡(CHUNICHI Web)
http://goo.gl/xugCe

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