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2013年3月 4日 (月)

過去にもあった平地部の吹雪に伴う遭難事例

3月2日から3日にかけて北海道で発生した吹雪に伴う平地部での遭難事例に関して,あまりにも話題になっていないので紹介まで.今回雪に埋まった車中での遭難が発生してしまった北海道中標津町では1933年1月18日に吹雪の中で9人が遭難するという,今回とよく似た事例が発生していることが,宮澤清治「日本気象災害史」に紹介されています.

特に,現・中標津町の養老牛尋常小学校 goo.gl/MnJO2 では,学校からわずか数十mの駅逓所付近へ向かっていた帰宅中の児童4人(うち1名は駅逓所の住民)が,校庭で雪に埋もれて凍死しました.遭難児童の地蔵尊の写真がこちらのブログ goo.gl/vtO9u に紹介されています.この事例について初めて読んだ時,生活圏内どころか,身近な場所の敷地内で遭難してしまっていることに衝撃を覚えました.

私たちの歴史は,いろいろな災害に関わるできごとを経験してきています.まったくあらたなできごとというものは少ないものです.しかし,私たちはなかなか過去の教訓に学べない.

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