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2014年8月15日 (金)

台風11号,12号に起因する犠牲者の分類

総務省消防庁8月14日付け資料 http://goo.gl/nsyUtj によれば,台風11号,12号に起因する死者数は6人,行方不明者数0人.これら犠牲者について,報道等の資料をもとに発生状況を分類した.なお,当方で行っている豪雨災害時の人的被害に関するこれまでの研究については, http://goo.gl/ofOW8 を参照のこと.
  • 犠牲者の原因別人数は,洪水0,河川3,土砂1,強風0,高波1,その他1.遭難場所は屋外5,屋内1.いわゆる「逃げ遅れて」という犠牲者は1人で,他は言い方は冷酷だが,何らかの形で危険な場所に近づいた結果の遭難.
  • 犠牲者の年代別人数は,65歳以上2,65歳未満4.今回は非高齢者の方が多いが,絶対数が多くないので,傾向と言えるようなものではない.
  • 犠牲者で,何らかの避難行動をとっていた人は認められなかった.
  • 犠牲者の遭難時間帯は,0-6時1,6-12時3,12-18時2,18-24時0.夜間の犠牲者が少ないことは一般的な傾向で奇異なことではない.ただしこれも総数が多くないので傾向と言えるほどのことではない.
  • 防災気象情報等によって人的被害が軽減されたのか,そもそも人的被害が生じるほどの現象が起きていないのかを区別することは極めて困難.今回に限った話では無いが.

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