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2014年8月24日 (日)

2014年8月20日広島豪雨・初日雑感

広島県三入(広島市安佐南区)ではけさほど1時間,3時間,24時間降水量がすべて1976年以降最大値更新.特に3時間は101.0(1997/08/05) →195.5と倍近くに.

1999年広島豪雨では24時間200mm前後で大きな被害が出ており,この地域は(他地域から見れば)わずかな降水量でも大きな被害につながることがある.断片的な情報しか見えていないが,1999年広島豪雨と大変よく似た状況になっているように感じられる.

1999年の災害の話がよく伝えられているが,広島市周辺では,1988年,1972年にもまとまった土砂災害に見舞われている.

牛山素行:1901年以降の降水量から見た1999年6月29日広島豪雨の特徴,自然災害科学,Vol.20,No.1,pp.59-74,2001.  goo.gl/NTg2o

牛山素行・里深好文・海堀正博:1999年6月29日に広島市周辺で発生した豪雨災害の特徴,自然災害科学(日本自然災害学会誌),Vol.18,,pp.165-175,1999. goo.gl/wZCE7x

広島の土砂災害,救助活動中の消防職員が死亡されたと報じられている.私が調べている2004年以降の風水害犠牲者で,消防職員の犠牲者は2011年に1人のみ.厳しい事態であることが推察される.

あえて暴言するけど,バックビルディングだとわかったら犠牲者は減るんだろうか.ハザードの(細かな)メカニズムがわかると犠牲者は減るんだろうか.

広島の豪雨災害,36人死亡7人不明との報道.これが正しいとすれば,1市町村で発生した死者・行方不明者数としては昨年の大島町の39人を超え,平成5(1993)年8月豪雨時の鹿児島市48人以来となる.

風水害犠牲者の発生場所を「市街地」「非市街地」に分類すると,9割が「非市街地」で発生している→牛山素行・横幕早季:発生場所別に見た近年の豪雨災害による犠牲者の特徴,災害情報,,No.11,,2013. goo.gl/sMNhl

また「特別警報基準見直しの声」か? 1999年には土砂災害警戒区域も,土砂災害警戒情報もなかった.特別警報だけが情報じゃないんだ.今ある情報を最大限に使うことが先決じゃないのか.

被害の大きかったと思われる地区の土砂災害危険個所図.画像にしておくのが結局速いのか. pic.twitter.com/Bx2nXkXsUL

posted at 21:24:27

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