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2017年10月29日 (日)

2017/10/26三重県度会町付近現地踏査雑感

2017年10月26日(木) 本日の現地踏査より.三重県度会町鮠川,車で県道を通行中,洪水に巻き込まれて人的被害が生じたと思われる場所.宮川の支流部に繋がる谷底平野.県道は台地から谷底平野に下り,再び台地上に上がる形.台地上からの比高は約15m.写真手前から奥に走行したと推定される.

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県道は,谷底平野の最も低いところで約3m盛土されていた.浸水痕跡が不明瞭だったが(泥が少ない),おそらく道路面から深いところで約1m浸水したと思われる.流木や土砂,大きな礫は確認できず,浸水のみ(流れはそれなりにあっただろう)が見られたものと思われる.

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この現場付近で県道は大きく曲がっており,西側から来た場合,浸水していることに直前まで気がつきにくい状況だったと思われる.無論このような場所は至る所に無数にあり,特別に危険だとか危険を放置していたとか管理が悪かったとか,そんなことは全く思わない.

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写真や図をまとめるとこんな感じ.こうした場所で人的被害例は時折見られる.前述のように特別な場所ということではなく,対策といってもきりがない.雨風激しいときになるべく動かない,という原則を挙げるのが先決かと思われる.

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なお,国土交通省「重ねるハザードマップ」を見ると,この場所は浸水想定区域であり,「想定外の場所」ではない.とはいえ,車で移動中にそうした危険性を知ることは容易ではないだろう.

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