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2018年6月 9日 (土)

気象防災ワークショップについての追記

5月21日に,
 
気象庁「地方公共団体防災担当者向け気象防災ワークショッププログラム」
というブログ記事を書きましたが,これについて追記.
 
その後,「気象庁地方公共団体防災担当者向け気象防災ワークショップ」について紹介する機会があって,その際にまたこの図のようにネガティブな紹介の仕方をしました.さらには「みんなでわいわいおもいつきの話し合い,ではダメです」なんて話までいたしました.

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ワークショップ的な取り組みに絡んでよく出てくる「気づき」っていう言葉が,私は大嫌い.で,「気づきの何がいけないんですか?」という人とは仲良くなれない,というのも経験的に判明しています.別に排除しようとは思いません.考えは多様であるべきですから.私は受け付けない,というだけのことです.
 
気象防災ワークショップについて重要だと思うこと.「人の命にかかわるテーマに関する議論を行うことになるため、ワークショップの実施にあたって技術的な知見からの助言が不可欠です」(気象防災ワークショップ運営マニュアルより)
 
つまり,参加者+自治体防災担当者はまず基本として,そこに加わる「専門家」は「ワークショップの専門家orコミニュケーションの専門家orまちづくりの専門家or訓練の専門家or計画の専門家」など『だけ』ではダメです,というのが私の意見.何らかの技術的・理工学的バックボーンを持った人の関与が必須でしょう,と思います.
 
ここでいう「何らかの技術的・理工学的バックボーンを持った人」の具体像は難しいけど,このWSでまず相談するなら気象台かなと.あとは自治体の技術系部署などが声をかけやすいところかと.このあたりは場合によりにけりでしょう.民間はダメということではなく,なんらかの「技術者」であることが重要という話.具体的には本当にケースバイケース.
 
それと,ワークショップ実施で「人を動かす」なら,ちゃんとお金も動かして欲しいもの.「ソフト防災=簡単・無料」と思われる雰囲気はなんとか変えていかないと,構造的に持たないと思う.「いいことやるのだからボランティアで」じゃ困る.
 
こういうこと言うから,「防災に熱心に取り組んでいる人」から嫌がられるのだ,ということは存じております.

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