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2018年7月11日 (水)

7月10-11日広島市付近現地踏査雑感

7月10日,広島市安佐北区口田南3丁目付近などを現地踏査.写真は口田南3丁目で土石流により複数の犠牲者が生じたと思われる付近.複数世帯の家屋が流失,倒壊していると思われた.

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10日時点で目立った被害現場は数カ所ほど見ただけなので,限定的な印象だが,犠牲者,家屋流失ともに複数生じている現場で,発災4~5日目にしては,メディア関係者,調査関係者などがほぼいないという印象があった.今回,激しい被害を生じた現場があまりにも多い事を象徴しているような感じがした.
 
7月11日は広島市安芸区,熊野町付近をいくつか現地踏査.写真は熊野町川角5丁目.この付近で斜面勾配7-8度くらいか.付近は土石流危険渓流,土砂災害警戒区域.ここに限らず,見た範囲ではやはり,地形的に土砂災害の可能性がある場所での被害が目立つ印象.

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この付近では,死者・行方不明者十数人の可能性とのこと.そうなると,1箇所の人的被害規模としては2003年水俣土砂災害時の最大被害のあった宝河内集(ほうごうち・あつまり)地区に近い.
 
水俣と比較すると,この地区への社会的注目度や,現地への人の集まり方(救出や支援の手が足りてないという話ではなく,実務的な様々な人の集まり方)があまりに小さい,という(あくまでも感覚的な)印象.繰り返しになるが,今回は現場があまりに多い,とあらためて思った.

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