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2006年7月19日 (水)

「たくさん雨が降ったところで災害が発生」ではない

    19日19時のNHKニュースでは,「400mm以上の大雨が降ったところで災害が多発した」と報じていた.「たくさん雨が降ったところで災害が発生」するのではない.「その地域にとってたくさんの雨が降ったところで災害が発生」するのである.「400mm以上の大雨が降ったところ」の図だと,御嶽山とか,上高地とかが「豪雨域」になってしまう.今回,災害が多発している諏訪地方など長野県中部の24時間降水量は200mmそこそこで,多雨地の記録と比べると極小さなものである.

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