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2006年8月19日 (土)

8/18~19の豪雨と災害

220720819_1  8月18日から19日にかけて,台風10号および停滞前線の活動により,九州,四国,北海道を中心に豪雨が発生しています.8月19日8時現在,全国の気象庁AMeDAS観測所で統計期間20年以上の観測所のうち,1時間降水量の最大値を更新した観測所が4箇所,24時間降水量の最大値を更新した観測所が8箇所あります.

 これらの観測所のうち,1時間降水量更新の1箇所が青森県である他は,すべて北海道の観測所です.台風が九州をゆっくり通過したので九州の豪雨の印象が強くなりがちですが,「その地域にとって激しい雨が記録されたか?」という観点から見ると,北海道の方が激しい雨を記録したことになります.上図は,24時間降水量の最大値を最も大きく更新した 仁世宇(北海道沙流郡平取町仁世宇)の降水量の推移です.

 18日午後には,岩手県内の一部でも豪雨があり,雫石町などで土砂災害が発生しました.これについては本日19日に,現地踏査だけでもしてこようと思っています.

 なお,当方では,本豪雨による災害に関しては,これ以上詳細に調査を行う予定は今のところありません.

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