大学発信のリアルタイム減災情報のあり方と役割に関する研究集会
12月15日に,京都で「大学発信のリアルタイム減災情報のあり方と役割に関する研究集会」という集会が行われます.牛山は,「研究者が発信する災害情報の役割」というタイトルで話題提供します.あまり研究的な話題ではないのですが,大きく言うと,Web2.0時代の「防災専門家」による情報発信に関する,私の考えを挙げてみたいと思っています.
案内状の内容を以下にそのまま掲げさせていただきます.
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平成18 年度京都大学防災研究所 防災研究推進特別事業経費研究集会
「大学発信のリアルタイム減災情報のあり方と役割に関する研究集会」
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大学発信のリアルタイム減災情報のあり方と役割に関する研究集会を実施し、減災
情報の高度化・総合化に関して議論する。最近は計算機の低廉化が進み、インターネ
ットを通じた情報公開も容易に実現できる。これらの情報ネットワーク資源を利用す
れば、大学が最新の成果をもとに予測情報をリアルタイムで公開することが可能であ
り、実際にそうした活動がなされている。しかし、どのような情報が期待されている
かを十分把握することなく、いたずらに様々な情報が提供されることが減災に繋がる
とは限らない。そこで、予測情報を発信する大学、住民避難の先頭に立つ地方自治体、
予警報を発する気象庁の現場からみたこうした動きに対する注文、さらに大学が発信
を試みているさらなる付加情報の提供に関する発表を行い、最後に大学発のリアルタ
イム減災情報のあり方・役割に関する討議を行いたい。
日時:2006 年12 月15 日(金)午後1 時から5 時
場所:ぱるるプラザ京都5 階会議室A
JR 京都駅烏丸中央口を出て右手に歩いて3 分、tel: 075-352-7444(代表)
プログラム(案):
- 大学初となる気象予報業務許可の取得と局地気象予測情報について(岐阜大学大学院 工学研究科:吉野 純)
- 大学が発信する実時間流出予測情報-淀川流域を対象として-(京都大学防災研究所:立川康人・佐山敬洋・宝 馨)
- 研究者が発信する災害情報の役割(岩手県立大学 総合政策学部:牛山素行)
- 地方自治体が期待する減災情報(宇治市危機管理課)
- 防災・減災情報の法的な位置づけ(奈良地方気象台台長:大奈 健)
- ITV カメラによる河川流況のリアルタイム観測とその利活用(京都大学防災研究所:馬場康之)
- 大学が発信するリアルタイム情報・フィールドステーション(京都大学防災研究所:林 泰一)
- リアルタイム情報に関する新たな技術(京都大学防災研究所:松浦秀起)
- 討議
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