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2007年12月20日 (木)

自然災害の『犠牲者ゼロ』を目指すために早急に取り組むべき施策

内閣府防災担当から,下記のような資料が公表されました.

「自然災害の『犠牲者ゼロ』を目指すために早急に取り組むべき施策」
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h19/071218kisya.pdf

これは,最近私が取り組んでいる,

豪雨災害時の人的被害に関する研究
http://www.disaster-i.net/research4.html

とよく似た内容です.調べてれば比較的簡単に結果の出る話ですので,組織的に取り組まれればすぐに成果が出るだろうな,と思っていましたが,思ったより早く出てきました.少し先を越された感があり,自分の仕事の遅さが恥ずかしくなります.

いずれにせよ,「豪雨災害時の犠牲者→高齢者に集中→だから要援護者支援」という,間違いではないけれどもやや本質からずれたイメージが,少し単純すぎる,という考え方が国レベルでも出てきたことは,今後の防災を考える上でも大変歓迎すべきことだと思います.私自身も,この「豪雨災害時の人的被害に関する研究」に関し,より本腰を入れて取り組んでいかなければ,と考えています.

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