新年のご挨拶
謹んで,新春のご挨拶を申し上げます.
写真は昨年のアルバムからの1枚.花巻電鉄花巻温泉線(1972年廃止)跡の春の風景です.
岩手盛岡の2008年はまとまった降雪で明けました.盛岡の1月1日の最深積雪深は31cm.1月上旬の最深積雪深平年値が18cm,年最深積雪深平年値が36cmですから,時期的には少し早かったものの,量的には毎年見られる程度の降雪だったと言えるでしょう.統計的には1月下旬から2月にかけてが積雪のピークですから,これからが本番です.盛岡での正月は3回目ですが,多雪の2006年,少雪の2007年と極端でしたので,今年が「並みの冬」初体験となるかも知れません.
2007年は,日本の豪雨災害に関しては,比較的穏やかな1年でした.最も被害が大きかった事例としては,9月17日~18日の秋雨前線豪雨による秋田県での死者不明者2名,全壊4棟,半壊217棟,床上浸水297棟,床下浸水665棟(消防庁「東北地方の大雨被害状況第7報)が挙げられます.気象庁資料によると,府県ごとの年最大人的被害が3名に満たなかったのは1994年以来,床上浸水が300棟に満たなかったのは1992年以来です.豪雨災害に関しては,最近十数年間でもっとも平穏な1年だったと言っていいでしょう.
しかし,これはまさに「小康」と言うべきものでしょう.このようなときこそ,目先のことにとらわれず,中長期的な視点で豪雨防災を考えていくことが必要かと思います.
「防災」に,私自身がどのように関わっていくことがベストなのか?,という問いかけは,長きにわたる私自身の課題であり,今もその答えは見えていません.今年もいろいろな模索を続けたいと考えています.みなさまには何かとお世話になりますが,今年も,ご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます.
