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2008年3月18日 (火)

防災ワークショップ・奥州市2

ここのところ関わらせていただいた岩手県内での防災ワークショップもいよいよ最後の回となりました.本日は,奥州市羽田地区での2回目に参加してきました.

1回目のグループ作業で出てきた課題を表として整理し,それらの課題にどう取り組むかを考えるのが2回目のワークショップの内容です.今回も,いろいろな展開が見られました.

防災ワークショップは,本当に難しいです.「簡単にできて楽しそうなのに」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが,私は「難しく,とても大変」だと思っています.防災ワークショップに関する私の問題意識の一端は,下記に整理されています.

牛山素行,豪雨災害を対象とした防災ワークショップの現状と課題,平成19年度砂防学会研究発表会概要集,pp.10-11,2007年5月23日.
http://disaster-i.la.coocan.jp/notes/20070523sabo.pdf

2008年3月 7日 (金)

水工学講演会で発表

3月5日~7日の間,広島大学で土木学会水工学講演会が行われました.日程の都合上,5日のみの参加でしたが,「豪雨防災情報に対するインターネット利用者の認識」のタイトルで発表をしてきました.

水工学講演会では,講演会と同時に査読付き論文集が刊行されます.この論文を以下に公開しました.

牛山素行・吉田亜里紗・國分和香那,2008:豪雨防災情報に対するインターネット利用者の認識,水工学論文集(CD-ROM),No.52,pp.445-450.
http://disaster-i.la.coocan.jp/notes/20080305_0075.pdf

あまり余裕がないので,内容的なコメントは省略させていただきます.

なお,上記も含め,論文等のPDFを収録しているサーバを近日中(ここ1,2カ月中がめど)に変更する見込みです.web上のリンクは全て修正しますが,ブログのリンクは修正しきれないと思いますので,ご容赦下さい.

あまり「忙しい」とは言いたくないのですが,それにしても,忙しいです.どうにも余裕のない日々が続いております.

2008年3月 2日 (日)

防災ワークショップ・滝沢村2

ここのところ続いている,岩手県による「地域防災力形成事業」の一環として行われた防災ワークショップのお手伝いですが,昨日3月1日は,滝沢村法誓寺地区の2回目のワークショップが行われました.

2月2日に行われた第1回ワークショップでは,地域で起こる災害の可能性確認と,この地域で心配される防災上の課題について,1:2500白地図上への自由な書き込み作業をおこないつつ,話し合いました.今回は,その結果を整理した表をもとに,更に具体的な今後の方向について話し合いを行いました.

繰り返し書いていますように,ワークショップにはいろいろなやり方があり,どうやるかは目的次第です.ワークショップでは,目的を設定することがまず重要になります.今回は,「地域における課題の抽出・確認」を目的としましたが,なかなかむずかしいものでした.

2008年3月 1日 (土)

京大防災研講演会

平成19年度京都大学防災研究所研究発表講演会が,2/28~29の間,京都市内で行われました.

http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/web_j/hapyo/08/h19-nenkai.html

この講演会は,京大防災研の所属教員や共同研究者などが,研究成果を発表するもので毎年この時期に行われています.大きな組織であるため,講演会の規模は学会並みです.

牛山は,防災研の非常勤講師を仰せつかっており,今年は他に支障する案件もなかったため出席することができ,「豪雨災害被災住民の防災情報に対する認識-2006年10月北日本豪雨災害を事例として-」のタイトルで発表をしてきました.内容的には,昨年の災害情報学会で発表した内容に,更に解析をくわえたものでした.

なぜか,京都新聞に取り上げていただいています.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008022800167&genre=G1&area=K1G

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