岩手・宮城内陸地震に係る土砂災害対策技術検討委員会
岩手県,宮城県などが事務局となって,「平成20年岩手・宮城内陸地震に係る土砂災害対策技術検討委員会」が立ち上げられ,昨日6月28日に一関市内で第1回の委員会が開催されました.牛山は,同委員会に委員として参加させていただきました.
午前中はヘリによる現地視察で,災害後初めて上空から被災地を見ました.報道や各種資料からある程度理解はしていたものの,人里近くと山間部では相当様相が異なり,比較的規模の大きな崩壊が散見されることを実感しました.
午後は会議で,今回は第一回ということもあり,参加者それぞれの問題意識についての意見交換が中心でした.委員会終了後には記者会見が行われ,いくつかのメディアで報道されています.
河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000023-khk-soci
岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080629_3
地震による影響はいろいろな形ででいますが,この委員会では土砂災害に関する今後の対策についての検討を主に行うこととなるようです.私自身は非力ではありますが,何らかの貢献ができればと考えております.
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