災害情報協議会
本日7月9日,盛岡市内で国土交通省岩手河川国道事務所・岩手県県土整備部の主催による(岩手県)平成20年度災害情報協議会が開催されました.同協議会は,主催者並びに岩手県内市町村の防災担当者,盛岡地方気象台などの参加によって構成されているもので,整備の進む災害情報に関する最新事情についての情報提供,意見交換を目的として年1回開催されているものです.
牛山は,同協議会のアドバイザーとして,2005年度より参加させていただいています.今年度は,「豪雨災害情報を生かす」というタイトルで話題提供をさせていただきました.話題の趣旨は,以下のようなものでした.
- 災害情報は,「何も考えずに正しい行動を導いてくれるもの」ではありません.
- 情報の使い手が,情報を読み,使うことによって効果を発揮します.
- 「いつ,どこで災害が起こる」(誘因)の予測は難しいが
- 「ここではこんな災害が起こりうる」(素因)はある程度わかるようになっている
- 自分だけでやらなければならないわけではありません.日頃から,どんな情報が存在し,どのように使えるのかを,関係者とよく話し合っておきましょう.
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