滝沢村にて聴き取り調査
本日11月11日,岩手県滝沢村役場にて,今年2月に行われた防災ワークショップ実施地区の「その後」についての聴き取り調査を行ってきました.
2008年2月 2日 (土)
防災ワークショップ・滝沢村
https://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_02ca.html
2008年3月 2日 (日)
防災ワークショップ・滝沢村2
https://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_b9f2.html
お話を伺ったのは,滝沢村の防災担当部署の方と,ワークショップを実施した法誓寺地区のみなさまです.
ワークショップ実施によってこれが変わった,このような新しいことが始まった,といった,明確な変化というのはなかなか見えてこないようですが,印象的だったのは,「ワークショップを実施したことによって,村役場や県など様々な立場の人たちが自分たちの地区の防災に関していろいろな取り組みをしていることが,地区の者にとっても実感され,自分たち自身でも積極的に取り組んでいこうという機運が出てきた」という趣旨の,地元の方のお話でした.
防災ワークショップは,地域の人「だけ」でやるのではなく,様々な立場の人が関わることによってより効果を発揮する,という趣旨のことは,私が常々主張しているところです.この考えがあながち間違いではなかったことが示唆されるお話で,大変興味深く思いました.
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