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2008年12月12日 (金)

自然災害科学総合シンポジウム

昨日12月11日,京都駅前の京都キャンパスプラザで,

自然災害研究協議会
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/ndic/contents.html

主催による,

第45回自然災害科学総合シンポジウム
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/ndic/sympo/sylist.html

に出席してきました.午前中は,いわゆる突発災害の科研費研究の報告会が行われ,午後に以下のような企画が行われました.

【シンポジウム企画】「21世紀防災・減災戦略と方向性」
 司会 藤吉康志(北海道大学低温科学研究所教授)
a) 減災技術のグローバルな共有と資産としてのデータベースの持続的活用
 亀田弘行(京都大学名誉教授、防災科学技術研究所客員研究員)
b) 観測をベースとした災害評価と適応策の提案(講演20分、質疑10分)
 佐藤篤司(防災科学技術研究所雪氷防災研究センター長)
c) 地震予知と火山噴火予知を統合した新しい観測研究計画(講演20分、質疑10分)
 山岡耕春(名古屋大学環境学研究科地震火山・防災研究センター長)

パネルディスカッション「21世紀防災・減災戦略への提言に向けて」 
 コーディネータ
  自然災害研究協議会議長 岡田憲夫(京都大学防災研究所教授)
 パネラー:
  亀田弘行(京都大学名誉教授、防災科学技術研究所客員研究員)
  佐藤篤司(防災科学技術研究所雪氷防災研究センター長)
  山岡耕春(名古屋大学環境学研究科地震火山・防災研究センター長)
  永井紀彦(運輸省港湾空港技術研究所 統括研究官)
  牛山素行(岩手県立大学 総合政策学部准教授) 

牛山はパネルディスカッションのパネラーでしたが,5分程度の話題提供を,とのことでしたので,

学際的防災研究の「場」としての住民参加型防災活動
http://disaster-i.net/notes/081211.pdf

という話をさせていただきました.趣旨としましては,いつも言っていることですが,「地域防災活動に,もっと自然科学的,技術的知見(人材)の導入を!」というものです.難しいことではあるのですが,理念として掲げ続ける必要を感じています. 

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