富山にて講演
富山市にて行われた,富山県・富山地方気象台・消防科学総合センター主催による,「平成20年度防災気象講演会」にて,講演を行ってきました.内容は,最近の講演と同様,災害情報を生かす話,災害時の人的被害の話などです.
講演の前に,富山市周辺を少し移動し,常願寺川を渡ってきました.河川の教科書には必ず載っている「急流」であり,江戸末期の飛越地震に伴うカルデラの崩壊,それに続く天然ダムの決壊による大洪水などの舞台となった川でもあります.自然の時間の流れから言うと,100年程度はほんの一瞬のことです.ごく近い時代に,激しい現象に見舞われた地域が各地にあることを,我々は忘れてはならないと思います.
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