市町村アンケートの結果などを紹介
本日8月5日午後,静岡地方気象台において「豪雨災害情報に関する勉強会」が行われ,先日公開した市町村役場を対象とした防災情報についてのアンケート結果などの紹介を主題として講演をさせていただきました.
気象台の関係者,県など行政機関,メディア関係のみなさん方を対象とした勉強会で,50名ほどのご参加をいただきました.また,思っていた以上にご関心をお持ちいただき,ありがたく感じました.
この調査結果の概要でも指摘していますが,豪雨防災情報は,整備・周知の段階から,「利用」の段階に移ったと思います.情報整備でできることは広がりました.次は,これらの情報を,だれが,どう使うかです.「みんなで情報を利用して被害軽減を」は現実的ではありません.不特定多数を対象,というのは誰も対象にしていないのと同じだと思います.どうしても使って欲しい人は誰か,ということを考える必要があると思います.
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