岩手・宮城内陸地震の犠牲者に関する論文公開
自然災害科学28巻1号では,次の論文も掲載されました.
牛山素行・太田好乃,2009:平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震による死者・行方不明者の特徴,自然災害科学,Vol.28, No.1, pp.59-66.
http://disaster-i.net/notes/2009JSNDS28-1b.pdf
こちらも口頭発表はしている内容です.2008年岩手・宮城内陸地震は,人の生活圏での建物被害などが比較的少なかったのですが,その割には多くの人的被害が生じました.そのほとんどが山間部の屋外滞在中の遭難者でした.このような形態はけっして今回初めて現れたものではないことを指摘しています.また,非常に難しいものの,被害軽減の可能性に関しても検討しています.
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