緊急地震速報関係の論文を公開
少し時間が経ってしまいましたが,自然災害科学28巻1号で刊行された下記論文をweb公開しました.
牛山素行・矢守克也・篠木幹子・太田好乃,2009:緊急地震速報に対する情報利用者の認識に関する探索的研究,自然災害科学,Vol.28, No.1,pp.47-57.
http://disaster-i.net/notes/2009JSNDS28-1a.pdf
すでに学会口頭発表はしているものですが,これが一応のまとめです.緊急地震速報に対する認知は進みつつあるようです.そして,緊急地震速報の実像である,「地震のごく直前にしか伝えられない情報である」,「間に合わないこともある」という性質が理解されるにつれ,そのような情報が現実にはなかなか使いにくいことを実感している人が多いことが示唆されています.
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