狩野川台風の故地を訪ねて
《後日の記録です》
本日9月27日,伊豆半島北部の狩野川流域を巡検してきました.静岡大学教育学部で開講されている,「地学野外実習」の一部で,実施に協力している防災総合センターから案内者として参加したものです.
主な訪問地は,伊豆市徳永の狩野川支川徳永川の床固群と砂防堰堤,伊豆市筏場の崩壊跡地,狩野川放水路などです.
なかでも筏場の崩壊はダイナミックで,川が尾根を破壊して別の谷に流れ込んでいるという形態になっています.まさに,河川争奪の現場です.現在は元の地形に戻されており,樹木の繁茂もあって現地で見てもちょっとわかりにくいのが残念ですが.
狩野川流域は,河岸段丘の発達もよく見られ,洪水災害について学ぶには適地であると感じました.
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