自然災害学会を終えて
去る9月29日~30日,京都大学において第28回日本自然災害学会学術講演会が開催されました.当方からは下記2件の発表を行いました.
牛山素行,2009年7月21日山口県で発生した豪雨災害の特徴,第28回日本自然災害学会学術講演会講演概要集,pp.33-34
http://disaster-i.net/notes/2009JSNDS.pdf
太田好乃・牛山素行,市町村役場における豪雨災害情報の利活用状況について,第28回日本自然災害学会学術講演会講演概要集,pp.123-124
http://disaster-i.net/notes/2009JSNDS_ohta.pdf
自然災害学会における,自然科学系研究者の影は,さらに一層薄くなった観がありました.災害科学は総合科学であり,文理双方の領域の研究者が取り組んでいく必要があります.「文」側からアプローチする人の増加は喜ばしいことですが,かといって「理」側が退場していくのでは何にもなりません.何か打開策はないものか,真剣に考える必要がありそうです.
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