降水量ってなんですか
地表面に降った降水が、浸透、流出したり、蒸発したりせず、そのまま地表面に溜まったとした場合の水の深さをmm(ミリメートル)単位で計測したものを降水量といいます。最も簡単な方法,あるいは考え方としては、入口からそこまでの形が変化しない容器(たとえば茶筒)を地表面に置き、雨を貯め、貯まった水の深さをはかることによって観測することができます。貯まった水の「量」を測るものではありませんから,容器の大きさによって観測値が変わったりする事はありません。雪などの固形降水の場合は、それを溶かしてできた水の深さを測ります.
雨量という言葉もよく使われますし,間違った言葉ではありません.専門分野によっては雨量という言葉の方が一般的である事もあります.厳密に考えるのであれば,降水量という場合は,雪などの固体降水の形で降ってきたものも含めたものであり,雨量というのは液体の水で降ってきたもののみを指す事になります.雨なのか雪なのかわからない観測値が含まれている場合は,降水量と言った方が適切でしょう.例えば,明らかに冬は雪が降る札幌で,「年雨量は**mm」と言うのは適切ではなく,「年降水量は**mm」と言うのが適切です.
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