チリ地震津波避難行動調査の概要報告(7/10)
当研究室では,静岡県危機管理部と共同で,2月28日のチリ地震津波に際しての避難行動に関する調査を,岩手県陸前高田市,静岡県湖西市,沼津市,松崎町において実施しました.
調査結果については,今後順次学会等で発表していく予定ですが,その最初の報告として,調査結果の概要報告会を下記日程で行います.この報告は,しずおか防災コンソーシアムの定例行事「土曜セミナー」の一環として実施されますので,どなたでも参加できます.
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●しずおか防災地域連携 第28回土曜セミナー
<日時>平成22年7月10日(土)10:30~12:00
<会場>静岡県地震防災センター(静岡市葵区駒形通5-9-1)
※会場の駐車場には限りがありますので、公共交通機関等を御利用ください。
<対象者>どなたでも受講できますが、事前に下記ページの案内に従って「静岡県地震防災センター」までお申し込みください.
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/center/seminar/index.html
★静岡県地震防災センターは静岡大学防災総合センターとは別組織です.静岡大学防災総合センターまたは牛山まで参加の申込をいただいても対応できませんので,ご了解ください.
<受講料> 無料
<定員> 180名(先着順)
<内容>
「2010年2月28日チリ地震津波の際の避難行動調査の概要」
静岡大学 防災総合センター副所長・准教授 牛山 素行
2010年2月27日に南米チリで発生した地震による津波が2月28日に日本列島太平洋側に到達し、東北地方では大津波警報、静岡県など広い範囲で津波警報が発表された。静岡大学防災総合センター牛山研究室では、津波発生当日に岩手県三陸地方を現地踏査し、その後インターネット利用による広域的な避難行動の調査、岩手県陸前高田市、静岡県湖西市、沼津市、松崎町の一部地区を対象としたアンケート調査などを実施した。今回は,素集計結果を中心に調査の概要を紹介する。
また、先日文部科学省の科学技術振興調整費のプロジェクトとしての採択を受け、静岡大学防災総合センターと静岡県の共同で進めつつある「災害科学的基礎を持った防災実務者の養成」に関しても紹介する。
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