東大生研にて講演
6月5日,東京大学生産技術研究所の一般公開イベントである「生研公開2010」の一部として行われたシンポジウム,「水の知」(サントリー)総括寄付講座「水の知の最前線 襲う水、うつる水、奪い合う水 ~水の脅威に立ち向かう~」において,「近年の豪雨災害と災害情報をめぐる課題」のタイトルで講演を行いました.
参加者は,特に対象が限定されていない一般市民です.
理工学系分野の最先端で研究を行っている研究者と,いわゆる一般市民の間に存在する,様々な意味でのギャップをあらためて感じさせられました.私自身の立ち位置がよくわかりませんが,少なくとも「最先端の研究者」とは少し違います.防災というテーマは,実に様々な人たちが関わります.研究者が持つ様々な知見,いわゆる「現場のニーズ」,そして,「防災のために必要な技術や知見」,これらがなかなかうまくかみ合っていかないことにもどかしさを感じています.
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