土砂災害発生危険雨量に関する昔の論文
10年ほど前の論文をpdf化して公開しました.
牛山素行・大井戸志朗・寶馨,2001:1999年広島豪雨災害資料による土砂災害発生危険雨量の設定とその実用性,河川技術論文集,No.7,167-170
http://disaster-i.net/notes/2001kasen.pdf
土砂災害発生の基準雨量設定に関する歴史的な文献を挙げることと,「実効雨量」についての説明メモをwebに載せる意味で,本論文を公開しました.
単純な積算雨量ではなく,時間的に離れた降雨ほど影響を低減させて積算していく「実効雨量」は,比較的単純明快でいい指標だと今でも思っていますが,最近あまり使われなくなってしまいました.やたらと計算方法が難しい「指標」が「いい指標」とは限らないと思うのですが.
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