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2010年10月20日 (水)

奄美大島での豪雨・降水量記録関係

Twitterで書いた記事を転載.

奄美大島での豪雨が気がかりです.AMeDAS名瀬は20日20時現在の24時間降水量646mm,1979年以降最大値457mmを大きく超過

NHKでは「降り始めからの雨量」をよく使っていますが,これは非常に比較しにくい指標です.名瀬では20日20時の48時間712mm,72時間718mm,いずれも1979年以降最大.

一方,奄美大島南部の古仁屋では,20日20時現在24時間291,48時間361.これは1979年以降の記録の中では上位3位に満たない小さな記録.島の中北部中心の豪雨の模様

21時近くなって奄美付近はほぼ降水終了.降水ナウキャストで見ると,島内に雨雲はほぼなく,周囲にも優勢な雨雲は見えません.

20日21時現在,AMeDAS名瀬では24時間647,48時間713,72時間718.

24時間650mm以上という記録は,厳密には出せませんがAMeDAS全地点1979年以降の記録の中では,少なくとも30回以上記録されているくらいの記録.無論大きな記録の一つとは言えます.

無論雨の激しさは絶対値ではなく「その場所にとって大きな値か」が重要.島嶼部は観測所密度が低いので過去記録との比較が難しいですが,奄美周辺のAMeDASで1979年以降最大24時間は古仁屋で491mm.この地方として大きな記録であることは確か.

川の防災情報で見ると,奄美市役所住用支所(県管理?)では,21時現在で24時間700,48時間819.最大1時間は13時に131.

住用支所では最大2時間降水量が大きく,11時~13時に261mm.直接比較はできないが,AMeDAS全地点で1979年以降の記録で2時間260以上は2事例のみ.数時間程度の降雨強度が非常に強かった可能性あり.

ただし住用は20日19時が欠測.18時3mm、20時0mmなので極端な違いは生じないとは思われるが.

川の防災情報で見られる観測所で,奄美大島島内の「累加雨量」(事実上48時間雨量)が20日21時時点で400mm以上なのは12地点.

12地点の内訳は,川上421,喜瀬482*,大勝812,長雲806*,大熊876,西田710,根瀬部745,東城580,大金久548,市445*,節子467*,住用822*.*は19時が欠測.

被害状況については,20日22時時点では何とも言えません.

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