防災フェロー・静岡新聞で報道
昨日1月5日より募集開始した「ふじのくに防災フェロー養成講座」について,1月5日付け静岡新聞でご紹介をいただきました.
好意的にご紹介いただいていますが,これだけ読むとすでに「静岡県防災士」の称号を授与された人だけが対象のように読めますが,本講座は,他の防災関連資格を取得している人なども受講可能です.詳しくは募集要項あるいは下記ページをご覧ください.
応募資格・募集・選考
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/sbosai/fellow/02.html
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[2011/01/05 静岡新聞]
県「防災フェロー」 1期生講座開講へ 3月から静大防災総合センター
県防災士(ふじのくに防災士)を対象に静岡大防災総合センター(静岡市駿河区大谷)が手掛ける「ふじのくに防災フェロー」の第1期生養成講座が3月に開講する。同センターが客員教授に招いた地震予知連会長の島崎邦彦東大名誉教授が地震学の講義を担当するなど、講師陣も大幅に充実させた。5日から28日まで受講希望者の出願を受け付ける。
防災士の称号を持つ受講生が、大学の講師陣の指導で1年から1年半かけて防災の専門研究を行う制度。防災を科学的に捉えられる実践的な人材を育てるのが狙い。研究の成果を防災関連学会などで発表することで、県と大学から「特別研究員」を意味する「フェロー」の知事認証称号が付与される。受講は無料。
講義や実習の講師陣は4日現在、静大教授陣の他、島崎東大名誉教授、佐藤博明神戸大名誉教授(火山学)、林拙郎三重大名誉教授(森林工学、砂防学)ら25人。センターが2010年中に相次いで招聘(しょうへい)した多様な専門分野の客員教授が名を連ねる。
副センター長の牛山素行准教授は「講師陣はそうそうたる顔触れ。すでに防災業務に携わっている人にさらにブラッシュアップしてもらうことで、今までの制度にない大きな波及効果が期待できる」と意義を話す。
防災士の関心も高まっている。受講を考えている30代の男性公務員(静岡市駿河区)は「防災リスク評価などを行い、より効果的な防災対応を取るにはどうしたらいいかを研究してみたい」と思いを巡らす。その上で、「一流の講師陣の指導を受けられるのに、社会人入試よりも敷居が低く、受講料も無料なのが大きな魅力」と評価している。
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