土砂災害の多くは「想定された場所」で発生している
土砂災害(がけ崩れ,土石流,地すべり)は,予想もしなかったような場所で発生するのではなく,地形などからみて発生することが十分予想される場所で起こることがほとんどです.
これらの場所については,「土砂災害警戒区域」,「土石流危険渓流」,「急傾斜地崩壊危険区域」など,法律にもとづいて箇所や範囲 が既に指定されている場合がほとんどです.しかし,そういった情報が十分活用されているかどうかは,様々な問題があります.
台風12号による土砂災害の発生した場所の8割が土砂災害の「区域外」で発生した,と言う記事に対する筆者の疑問をきっかけに交わされたツイートをまとめました.
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