「なぜ避難しないのか?」について
「なぜ避難しない人が多いのか」と問われるが,明快な解は難しい.避難等についてどのように考えられているか,については当方でも少し調べている.
「大雨特別警報に対する洪水浸水想定区域付近の住民の認識」 goo.gl/rMv2BJ
この調査 goo.gl/rMv2BJ では洪水の浸水想定区域住民のみ対象だが,居住地が浸水災害の危険性があると考える人は2,3割で,危険性があると考える人でも大雨特別警報が出たときに自家用車移動といった対応を取ると思う人は6割程度などの結果が得られている.
まず,地域の災害特性があまりよく知られていないことがわかるが,自分の住む地域の危険性を理解している人でも,積極的な対応行動をとるのはなかなか難しいことも示唆される.
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