2016年台風10号 降水量資料
AMeDAS岩泉と,小本.いずれも2006年撮影.小本は小本川近くの低地.30日24時から欠測になっているが,洪水でやられたのかな. pic.twitter.com/kkTVnP5gCb
8/28~30のAMeDAS岩泉の降水量推移.29日から弱い雨が降り続け,30日夕方の4時間ほどに集中的に降り,20時過ぎには上がっている. pic.twitter.com/48J4GdE9k4
8/28~30のAMeDAS岩泉の降水量の過去の記録との比較.1時間~6時間降水量が1976年以降最大となっているが,24,48時間は大きくない.72時間が過去最大とほぼ同じ.主に短時間降水量が大きかった降り方. pic.twitter.com/zLrYOTHRyW
8/28~30のAMeDAS岩泉の降水量推移と過去の記録との比較.欠測となったのは24時以降なので本図は影響なし.小本は人的被害が発生した場所にちかいが,過去の記録を全く更新していない.それほど激しい雨は降っていないようだ. pic.twitter.com/zbt4vGjetg
グループホーム「楽ん楽ん」付近の小本川から下流約5kmほどのところに岩手県赤鹿水位観測所がある模様.30日夕方から水位が上がりはじめ,ピークは20時前後か. pic.twitter.com/LetTjIYJYq
犠牲者の出たグループホームの付近は,量的にはそれほど激しい雨は降っていなかったけど,上流でたくさん降ってしまった.これが影響している可能性はあるかもしれない.あくまでもぼんやりした思いつきの話.
8/27~31の北東北のアメダスデータによる1時間降水量と3時間降水量のそれぞれ最大値の分布.×が1976年以降最大値(統計期間10年以上)を更新した地点.1時間と3時間の両方を更新したのは岩泉のみ. pic.twitter.com/Ab5NQz4Qy3
8/31 24時の北東北のアメダスデータによる72時間降水量の分布.こちらは最大値更新観測所がない.主に短時間の降水量が大きかった事例であることが示唆される. pic.twitter.com/eNi4yLXIHG
8/27~31の道東の1,時間降水量最大値の分布.いずれも最大値更新地点がみられない.ただし解析雨量の積算値(近く気象庁から出てくるでしょう)を見ると日高山脈内に強い降雨域が見られ,AMeDASだけでは議論できない事例といえそう. pic.twitter.com/U5jqLdRXTQ
8/31 24時の道北の72時間降水量.こちらは「ぬかびら源泉郷」で最大値更新だが,日高山脈付近がよくわからないのは1,3時間降水量と同様.AMeDASだけで見ればの話で「山の中の雨量がわからない」事はありませんから,念のため. pic.twitter.com/g1r1HXcy1T
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